飛翔

「ふぅ………」
 窓際に持っていった椅子に座って、手にしたカップを飲むでもなくソーサーに置くでもなく…
「祐巳さん。どうしたの?」
 その物憂げな表情をみて、いつもと違う彼女の姿に何か感じたらしい由乃は、彼女に声をかけた。
「ん…ちょっとね。
 由乃さんは結局最後まで、薔薇の館の中では『紅薔薇さまロサ・キネンシス』って呼んでくれないんだね」
「それだったら、祐巳さんも私を『黄薔薇さまロサ・フェティダ』って呼んでくれないからよ」
「それもそうなんだけどね〜
 どうもあたし自身が『薔薇さま』って呼ばれるのが、似合ってない気もするのよ。今の薔薇さまの中で、個人的に薔薇さまの呼称に似合ってるって思うのが『白薔薇さまロサ・ギガンティア』だけだとおもってるし」
 ガチャという音ともに、ビスケット扉が開く。
「それは皮肉ですか? 『紅薔薇さまロサ・キネンシス』?」
「別に、皮肉でもなんでもなく、正直ないけんなんだけどね…志摩子さん」
「祐巳さんも、わたしのことを『白薔薇さまロサ・ギガンティア』って呼んでくださらなかったじゃありませんか」
 そういわれて…祐巳はちょっとむっとした表情になる。
「去年はちゃんと『白薔薇さまロサ・ギガンティア』って呼んだじゃないのぉ」
「でも、祐巳さんたちのお姉さま方が卒業したとたんに、呼び方が元に戻ってしまったのはあまりいただけませんね」
「そんなに嫌だった?」
「いいえ…
 わたしも祐巳さんに『白薔薇さまロサ・ギガンティア』って呼ばれるほうが恥かしいです。
 『志摩子さん』って呼んでいただいたほうが、何故かほっとします」
「私も、祐巳さんに『黄薔薇さまロサ・フェティダ』って呼ばれると…何か背中がむずがゆくなっちゃって」
「あたしだってそうよ。
 ふたりに『紅薔薇さまロサ・キネンシス』なんて呼ばれるの………似合ってない・絶対に似合ってないよ」
 そういいながら…彼女の顔は紅くなっていった。どうやらそう呼ばれたときのことを思い出して、急に恥かしくなったらしい。
「そうは思えないんだけど…それ以前に、祐巳さんは祐巳さんだよ♪ 昔も…今も」
「そしてこれからも、わたしたち3人は一緒です」
「…そうだね」
「大学も同じ所へ通うんだしね♪」


 もう季節は冬から春へと、足早に駆け出し始めた刻。
 銀杏並木には、つい先日季節外れに降った雪が残っているものの、木漏れ日によってその白い妖精は数日と経たないうちに、元の世界へ還っていってしまうだろう。
 福沢祐巳・島津由乃・藤堂志摩子の3人も、薔薇さまとなってこの1年間大活躍した。(もっとも、志摩子だけは2年間ではあるが)
 最初は『ご卒業なされた御2人の前薔薇さまの様に活躍できるのか?』と心配の声も無かったわけではない。が、そんな心配などどこ吹く風・新薔薇さま達は、前薔薇さま以上の活躍を果たした。
 『青信号イケイケ』で飛ばしまくる黄薔薇さまロサ・フェティダ。何事にも『前向きに全速力で行動』する紅薔薇さまロサ・キネンシス。例えどうなっても『全てを纏めることができる』白薔薇さまロサ・ギガンティア。
 三者三様の性格が…物の見事にかみ合って、山百合会は以前にもまして大活躍を果たすこととなった。
 特に、いつの間にか3人の中で中心に位置していた『紅薔薇さまロサ・キネンシス』である祐巳の存在が大きかった。


 しかしそれも…既に懐かしい想い出に変わり、もう彼女達『現薔薇さま』としての仕事は残っていない。
 すでに3人の『薔薇の蕾ブゥトン』達、そして『薔薇の蕾の妹ブゥトン・プティ・スール』達に、山百合会運営というバトンは手渡されている。
 自分達の卒業に関して、流石に自分達が手を出すわけには行かない。前薔薇さま・自分達のお姉さまを送り出すときにも、四苦八苦しながら薔薇の蕾ブゥトン薔薇の蕾の妹ブゥトン・プティ・スールで取り仕切った。
 自分達が取り仕切った時は、わからない事・聞きたい事が山ほどあった。が、送る側と送られる側・聞けるはずも無い。
 多分、自分達の妹である蕾たちも現在四苦八苦しているのだろう。それは自分達も通ってきた道・大切な妹達が悩んでいるのに、手を出せない…もどかしい所もあるが、逆に頼もしいものでもある。
 来年は自分達の妹が、新しい薔薇として大輪の花を咲かせる。その開花の瞬間を自らの目で確かめられるのだから。


「で、その薔薇の蕾ブゥトン達はどこで何をやってるか…2人とも知らないの?」
「ん〜 薔薇の蕾の妹ブゥトン・プティ・スールの話だと、別の部屋を借り切って、いろいろと話し合いをしてるんだって。詳しい事は流石に教えてもらえなかったけど」
「当日のお楽しみ・でしょ? あたし達の時もそうだったし。
 でもそれだったら、何で山百合会の本部でもあるここ、薔薇の館を使わないのかなぁ。もうあたしたちのほうが部外者っていってもいいくらいで、どちらかと言えばあたし達がここにいる方がおかしいのに」
 そう、現在薔薇の館にいるのは現薔薇さま3人だけ。既に半分ほど部外者といっていい現薔薇さま3人で、薔薇の館を使っているというのは…
「妹たちは妹たちで、わたしたちのことを想ってこうしてくれてるんじゃないでしょうか?」
「いや、それも分からなくもないけど…やっぱり去年のあたし達もそうだったし。
 でもね〜」
「嫌?」
「嫌…じゃない。
 けど………」
「けど…なに?」
「………寂しい・かな」
 祐巳のその一言は、由乃と志摩子にもわかった。
 自分達の大切な妹達との学園生活。1分・1秒でも一緒にいたいと想う心。
 しかし、1年前の自分達はどうだっただろう………

「大丈夫よ」
 白薔薇さまロサ・ギガンティアが二人を包むような声で話しかける。
「わたしとお姉さまは1年だけだったから、祐巳さんや由乃さんみたいな感情を持つまでは行かなかったけど…わたしの妹との付き合いは2人には負けてないつもり。
 わたしも…妹と別れるのはすごく寂しい。卒業式で泣いちゃうんじゃないかなって…
 でも、そんな妹を…わたしは誇りに想うわ」
「私も妹は大切。でも、誇りにも想う」
「あたしも…」
「だからこそ、誇りに想う妹達に全てを任せているのです。
 それに…わたし達だけでゆっくりとすごせる時間を作ってくれた妹達に感謝こそすれ」
「そうだね」
 祐巳の顔が、マリア様の微笑みのように柔らかくなった。


「………百面相」
「へ?」
「祐巳さんって、いつまでたっても変わらないね。そこが祐巳さんのいいところだけど」
「あうぅ」
 そのまま、真っ赤な顔になる祐巳。昔から全く変わってない点でもある。
「でも、そんな祐巳さんだったからこそ、今年の山百合会…いいえ、今までの『近寄りがたい山百合会』のイメージを払拭できたのかもしれませんわね」
「ほへ?」
「ほら、お姉さまがた・特に先々代の薔薇さまが言ってらしたじゃない。『開かれた山百合会を作るのが目標』って。
 去年からその片鱗は見えていましたけど…祐巳さんが紅薔薇さまロサ・キネンシスに・山百合会総代表になってからは、本当に生徒に慕われる山百合会に変わりましたからね。それは間違いなくってよ」
「あ・あたしが…総代表!?」
 今度は目を白黒させ始める祐巳。
「え? まさかとは思うけど…気づいてなかったの?」
「気づくって…」
 何かあったっけ? といった表情になる祐巳。そんな彼女の表情を見て、由乃と志摩子は苦笑してしまう。
「確かに山百合会主催の行事は、全て幹部全員が仕事を割り振ってやってきた。お互いがお互いを助け合いこなしてきた。
 でも、ある1点だけに関しては絶対に他の人は行わない・祐巳さんにだけ任せていたことがあったの。気がつかなかった?」
「えーっと………あ!」
「そう、山百合会代表としての挨拶は、必ず祐巳さんがしてたでしょう?」
「でもそれは、代々紅薔薇さまロサ・キネンシスが行うことが通例で…」
「通例…かぁ。確かにそれもあるけど。
 でも、もっともっと大切なことがあったんだよ」
「大切な…こと?」


 そう、薔薇さまとしての初めての行事、新入生歓迎こと『マリア祭』で歓迎の祝辞を述べる事。新薔薇さま代表として祐巳は祝辞をすることになった。
 もっとも、今まで『新入生の祝辞は紅薔薇さまロサ・キネンシスの始めてのお仕事』と化していた。いわゆる伝統というものだった。
 しかし、祐巳は普通の紅薔薇さまロサ・キネンシスではなかった…リリアン始まって以来のぶっ飛んだ祝辞になったのは、1年を経たずして既に伝説と化している時点で何も言わなくても判るだろう。
 直後、先生達から『これからの代表は白薔薇さまロサ・ギガンティアに』という話が舞い上がったが、それはあっという間に下火になった。
 祐巳の祝辞は確かにぶっ飛んではいた。ぶっ飛んではいたが、その言葉の中には『リリアンの生徒としてのあるべき姿』をしっかりと伝えていた。
 その言葉が『リリアン生徒』として期待と不安の板ばさみにあった新入生の心に響いたのは間違いなく、そして彼女達の心の中から不安だけを拭い去り、これから始まる高校生活を希望の光で照らし出したことも間違いなかった。
 その証拠に、直後に行われた新聞部のアンケートで『お姉さまにしたい上級生』のトップは、ダントツで紅薔薇さまロサ・キネンシスになっていた。ちなみに直前の予想では白薔薇さまロサ・ギガンティアがトップだったのだが…
 以後、山百合主催の行事での挨拶は、決まって祐巳が行うこととなった。毎回今までと比べてとんでもない挨拶になったが、その言葉の中にある大切なものは、確実に後輩へと伝わっていった。


「あ、そうそう、言うのを忘れてたんだけど。
 卒業生代表として…そして、薔薇さまとしての最後のお仕事として…在校生への答辞・よろしくね♪」
「ちょ・ちょっと、由乃さん! だからなんであたしが!?」
「残念でした。卒業生一同・全員一致で既に決定済みなので〜す♪」
「いつの間に…」
「がんばってね。『紅薔薇さまロサ・キネンシス』♪」
「志摩子さんまで…」
 ほおを膨らませながら、(あたし・怒ってるんです!)って表情になる祐巳。
 でも、その表情の中に嬉しさが混ざっているのは………気のせいではないだろう。



 日差しは春へ向かって、ゆっくりと温かみを増してきている。
 薔薇の館での3人だけのお茶会も………その温かな日差しに見守られて、ゆっくりと流れてゆく。














「ところで」
「なに? 祐巳さん」
「あたしたちって、何話してたんだっけ?」
 仕事をしていたいつもとは全く違い、のんびりとした刻の流れる薔薇の館での時間は、彼女たち3人の思考も遅くさせてしまったようだ。
「ん〜 なんだったんけ?」
「忘れてしまうようなことであれば、それほど重大なことでもないのでしょう。
 それに、時間はまだ充分ありますから…そのうち思い出すでしょう」
「そうだね♪」
 そういって3人は、また談笑に花を咲かせた。

 ちなみに…
 結局その日は、何を話し合おうとしたかを思い出すことができずに帰宅と相成り…3人が卒業式を終えるまで、思い出す事は無かった。
 そして思い出したときには…卒業式が終わっていた。そして、

「祐巳ちゃ〜〜〜ん♪」
「うぎゃっ!」
 いつものように抱きしめられていた。


 3人はリリアンの大学に進学する事になっていた。しかも3人そろって推薦入学で。
 最初は3人とも別の道を歩む予定だった。
 祐巳はお姉さまであった祥子の入学した大学へと進学したかった。確かに1年の時から比べると平均を超えるようになった彼女だったが、劇的にレベルアップしたわけではない彼女にとって、それはとてつもなく高い壁であった。が、それを乗り越えてでも・という意思はあった。
 志摩子は大学へはいかず、修道院に入る事を熱望していた。鎖につながれる事を嫌う彼女には、それが普通のように思えた。
 それを押しとどめたのは、最初からリリアンの大学へ進学を決めていた(青信号)由乃だった。
 まず志摩子を『今まで一緒にやってきたのだから、これからも一緒に。勿論祐巳さんと3人で♪』という言葉でねじ伏せた。
 そして、数の論理を振りかざし、何とか祐巳を説得したのは…推薦を取り付けるわずか数日前だった。
 無論『元薔薇さま』という称号を持つ彼女達。そして(祐巳はぎりぎりではあったが)成績優秀者の3人。推薦は難無くとれ、ほとんど受験らしい受験をすることなく大学への切符を手にしていた。
 まぁ、そうでなければ、卒業前に薔薇の館で優雅にお茶会・という事は出来なかっただろう。

 ………が、進学を決めたはいいものの………
 あの学校には、祐巳を『専用だっこちゃん』にしようとする元白薔薇さまロサ・ギガンティア、『佐藤 聖』様が在籍している。
 前回は1年・実質半年程度しかそうならなかったものの、今回は今後約2年間という事になる。
(ちょくちょく薔薇の館に遊びに来て、祐巳に抱きついていた時間を除く)
 実の所、あのお茶会の前にその事に気づいて3人で顔を真っ青にし、その対策を練ろうと薔薇の館へ集まったのだが…しっかりすっぱりと忘れていたようだ。
 どうやら『ちょくちょく遊びに来る=毎回祐巳に抱きつく=恒例行事』という誤った認識が出来ていたらしい。


「せ、聖さま!」
「祐巳ちゃん♪ 大学へ入ったらもう『さま』はいらないよ♪ 呼び捨てでいいよ〜ん♪」
「まだ卒業式を終えただけで、大学へは入学してません!」
「じゃあじゃあ、別に在校生じゃないんだから、やっぱり『さま』づけは不要だよね♪」
「どうでもいいから、はなれてください!」
「ん〜  もうちょっとこの抱き心地を堪能したい〜♪」
 ちなみに、由乃と志摩子が必死になって離そうとしているのだが………焼け石に水らしい。

「せーいーっ!」
 その声が響いた瞬間、誰もが一瞬硬直した。
「よ…蓉子? 何故ここに?」
 ギギギ・という、油の切れた機械が無理やり動くような音が聞こえてきそうな感じで、聖の首が後ろを向く。
 そこには…
「何をしてるのかな? 聖?
 と、そんな事はどうでもいいとして…卒業おめでとう」
「久しぶりね。祐巳。卒業おめでとう」
「3人とも、卒業おめでとう」
「由乃、みんな、おめでとう」
 祐巳が山百合会へ入った時のメンバーが全員揃っていた。
『ありがとうございます』
 何とか聖の抱擁から逃れた祐巳も含めて、3人はお礼を言った。

 と、
『お姉さまがた』
 その声に振り向くと、そこには3人の薔薇の蕾たち…いや、既に祐巳たちは卒業した事になっているので、実質の薔薇様たちとその妹たち・6人が揃っていた。
『改めまして、ご卒業おめでとうございます』
『ありがとう』
「もしよろしければ、これから薔薇の館でパーティーをいたしませんか?」
 そういってきたのは…祐巳の妹の新紅薔薇さまロサ・キネンシス。
「もう用意は整っていますので」
 そういってきたのは…由乃の妹の新黄薔薇さまロサ・フェティダ。
「お祖母様方も是非参加してください」
 そういってきたのは…志摩子の妹の新白薔薇さまロサ・ギガンティア。
『ええ、是非とも』
『参加させていただくわ』

 そしてその後…
 薔薇の館では、14人の姉妹による盛大なお茶会が開かれた。
 
こんにちは。keyswitchです。
時間的には、祐巳たちの卒業前〜卒業の時期を想定しています。が、あくまで想像です。
ええっと………山なし・オチなし・なーんにもなしの、ほのぼのストーリーです(それをストーリーといっていいのかどうかの方が問題だと思いますが)
私がはじめて書いた『マリア様がみてる』二次創作だったりします。『マリア様の悪戯』の前に書きました。
しかも、小説版を読む前・アニメ放送を見て急に書きたくなって書き出したと言う代物なのです。ので、最初に書いたお話ではかなりの間違いがありました。
(その証明(?)ですが、蕾の名前が出てきていません。現時点で志摩子の妹に乃梨子がなっていますが…わざと書きませんでした)

何を書きたかったのか自分でもよく判りません………ごめんなさい。
 
黄薔薇放送局 番外編 
ゲスト:紅薔薇さま、白薔薇さま

由乃 「と言うわけで、黄薔薇さまこと私、島津由乃が今日は仕切るわよ!」
祐巳 「由乃さん……、そんなことしたらあとで江利子さまが(汗)」
由乃 「なぁに言ってるの紅薔薇さま! はれて私たちが薔薇さまになった以上
	ここも私たちが仕切るのが当然! ご隠居は引っ込んでなさい!って感じでしょうが!」
祐巳 「本当に大丈夫かなぁ……」
志摩子「ちょっと後で大変かもしれないわね(苦笑)」
由乃 「さぁさぁ、そんなどうでも良いことは置いておいて」
祐巳 「う〜ん、でも実感があまり湧かないんだよねぇ〜 私が薔薇さまなんて」
由乃 「と、祐巳さんがもうされていますが、どうかしら?白薔薇さま」
志摩子「私も二年生の時は薔薇さまとはいえ、祥子さまや令さまと同じ立場とは言えなかったから……」
三人 「う〜ん……」
祐巳 「由乃さんは薔薇さまになるイメージあるの?」
由乃 「そりゃもちろん! 稀代の名薔薇さまとして何か名を残すような大きいことを!」
祐巳 「……大きいことって?」
由乃 「それはもちろん大きいことよ!」
祐巳 「由乃さん……なんにも決めてないまま言っているね、それ」
由乃 「う…… とにかくアレや令ちゃんみたいに影が薄いなんて言われるのだけはゴメンよ!」
祐巳 「それだけとばしていればそうはならないと思うよ(苦笑)」

志摩子「そういえば祐巳さんもこのサイトの作品ではもうすぐ選挙戦ね」
祐巳 「痛い所をつかないでよ、志摩子さん……(苦笑)」
志摩子「私の代わりに頑張ってね(笑)」
由乃 「そうそう、祐巳さんの戦いっぷりを見届けてあげるから!」
祐巳 「たはは」

……
……

志摩子「今回の作品は私たちの未来を少し先取りさせてくれるようだったわね」
祐巳 「うん、あんな感じになれるかまだ自信はないけどね(苦笑)」
由乃 「さぁ、そんなすばらしい作品を書いてくれたkeyswitchさんに是非とも感想を送ってあげてね!」
三人 「それではごきげんよう!」