今回の緒言：ダダンダンダダン！ダダン段田男！ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 他人との接点を最小限にとどめ生きてゆく少女、綾波レイ。 その彼女が唯一、心を開いている人物は碇司令だった。 自分よりも父親に近い少女にシンジは戸惑う。 そんな時、第５の使徒・ラミエルが襲来した。 だが、エヴァ初号機が出撃した瞬間、ラミエルから光が走った。 初号機は渦粒子砲の直撃を受けてしまった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 難攻不落の目標に対し、ミサトはオペレーション・ゴルゴを提唱、承認される。 レイは凍結解除された零号機で初出撃する事になった。 その任務はラミエルに超長距離射撃を行う初号機をラミエルの攻撃から守る事。 そして、オペレーション・ゴルゴは開始された。 第一射はラミエルの渦粒子砲との干渉で外れ、直後、ラミエルの一部がジオフロントへ侵入した。 だが、第二射がラミエルを貫き、殲滅した。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― しかし、初号機の第一射が外れた後、ラミエルの第二射が初号機を襲っていた。 それを零号機は盾で、そして盾が融解した後は身を挺して防いだ為、大きなダメージを受けた。 シンジは慌てて零号機のエントリー・プラグを排出させ、レイを救助した。 レイの無事を知って思わず涙を溢すシンジにレイは不思議そうな顔をする。 「ごめんなさい…こんな時、どんな顔をすればいいか、わからないの…。」 「笑えばいいと思うよ。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― だが、レイは笑う事そのものを知らなかった。そこで、シンジはある映画をレイに見せる。 「ほら、彼も初めて笑う事を知ったんだ。」 数日後、ＮＥＲＶ本部でゲンドウに会った後、レイが別れ際に告げた言葉は…。 「あすとろびすた、べいべー。」 ゲンドウはレイを見送ってから呟いた。 「も…問題無い…。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今回の結言：レイに入れ知恵したのは…