碇シンジ幻想計画

第拾伍話 奥底に眠る真実

今回の緒言:マリみての4コマSSでも似たようなネタが…

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ミサトは加持の執務室にやってきた。
「葛城が自分から俺の部屋に来るとは珍しいな。ようやく俺の魅力に気付いたって…。」
「冗談は後にして。話があるんだけど、いい?」
「…どうぞ。」
「これまでに起こった不可解な現象、主に先の停電事件についての調査報告書が上がってきたわ。」
「それで?」
「ケーブルの切断箇所は、みな人為的なもの。内部に手引きした者がいる、と結ばれているわ。」
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「それをどうして俺に?あの時俺達は一緒にいたじゃないか。それも二人っきりで。」
「確かにね。でも破壊工作は時限コントロールでもできるのよ。」
「なあ、どうも俺を疑ってるようにしか聞こえないんだが…リッちゃんにでも吹き込まれたのか?」
「…信じてもいいのね?」
「それは、葛城次第さ。」
のらりくらりとかわす加持。
ミサトは一先ず退却した。かつての恋人を信じたい気持ちと、一抹の不安を胸に抱きながら。
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翌日。
ミサト、リツコ、加持の三人は大学時代の友人の結婚式に出席した。
三人だけの2次会でリツコは加持に忠告した。 
「…あまり深追いすると火傷するわよ?」
「真摯に受け止めておくよ。」
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その翌日。
加持はミサトから後頭部に銃を突きつけられるハメになった。
だが、加持は臆する事無く、ヘブンズ・ドアのロックを開けた。
ヘブンズ・ドアの向こうにあったもの。それは十字架に磔にされた巨人だった。
と、突然、不安を掻き立てるようなBGMがどこからか聞こえてきた。
♪ちゃーーらーーらーーらーーらーー
すると、いきなり巨人は両手をX字にした。
直後、上から大量のLCLが落ちてきて二人はずぶ濡れになった。
「これがLCL製造の真実さ…。」
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今回の結言:両手を十字にすると光線が出ます。ジュワッ!