碇シンジ幻想計画

第弐拾話 せめて、護りたい

今回の緒言:♪So,You don't have to worry

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ダミー・システムによってエヴァ参号機は破壊された。
フォース・チルドレン、鈴原トウジは………死亡。
ゲンドウのやり方に激怒したシンジは絶縁宣言し、NERVから去る事を決意した。
だが、そんな人間のドラマなどお構いなしに第14使徒・ゼルエルが出現した。
今までの使徒とは比べ物にならない圧倒的な火力でジオフロントに侵入したゼルエル。
その強大なATフィールドの前にエヴァ弐号機、零号機とも為す術も無く敗退した。
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最後の希望、エヴァ初号機も、戻ってきたシンジが搭乗してゼルエルを圧倒したものの、内部電源が
切れてしまった。
だが、動かない筈のエヴァ初号機がゆっくりと立ち上がった。
「まさか!?」
「暴走!?」
「ウオォォォォォォォン!!」
エヴァ初号機は咆哮すると、上半身の装甲版を吹っ飛ばした。
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そして、初号機のコアの中のユイは叫んでいた
「あたーっ!!うぉあたたたたたた、おぅわったぁ!!」
初号機は無数のパンチをゼルエルに叩き込んで吹っ飛ばした。
だが、ゼルエルは何事もなかったかのように起き上がると、
「貴様の拳など、蚊ほども効かんわい!」
とでも言いたいかのようにゆっくりと初号機の方に近づいてきた。
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しかし、初号機は気にする事無く、ゼルエルに背を向けた。
そして初号機のコアの中でユイはドスの効いた低音で決めゼリフを言った。
「お前はもう、死んでいる。」
その途端、ゼルエルは内部から爆裂四散して殲滅された。
「…アレがユイ君の力か…。」
「ユイは北斗の拳を愛読書にしていたからな…。」
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今回の結言:美少女キャラを北斗の拳キャラに置換するセンスがわからない…。