碇シンジ幻想計画

第]]U話 素直になれなくて

今回の緒言:♪ビニ本手に持ってさ〜
      良い子のみんなはビニ本見ちゃだめだぞ。悪い子はいいが。(見れるものならな。)

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「ねえねえ、見た!?」
「見た、見た!」
「何何〜?」
「知らないのぉ?あの外人。」
「外人!?」
「2年A組に転校して来たのよぉ〜!昨日!」
「グーよねっ!」
「渚カヲルって言うんでしょ?」
「マジにカッコイイじゃん!」
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今日、2−Aに転校してきた男子生徒、渚カヲルの事で第壱中学校の女子生徒の話題は
それ一色に染まった。
勿論、既に意中の男子生徒がいる女子生徒、例えばアスカやレイなどはそんなの知った事じゃない。
そして、恋する乙女の筆頭格?ヒカリは朝から老教師のようにトリップ中。
トウジのお見舞いに行った時の事を話すヒカリはまるで暴走初号機。
彼女の脳内ではトウジの容姿はかなり美形に修正されていた。
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そんな時、第15使徒・アラエルが現れた。それも宇宙に。
「今回は遠すぎてオズマ作戦?…サダハル作戦だったっけ?」
「エヴァ・ホームランよ。」
どうも自分の立てた作戦名にこだわるリツコであった。
「…は、無理みたいね。よし、まずは様子を伺うという事で、弐号機発進!」
「…ねえミサト。弐号機を選んだ理由は何?」
「勿論、お約束よ。」
こら、ミサト!楽屋オチはやめい!
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だが、地上に出て待機していた弐号機に、突然、天空から謎の怪光線が降り注いできた。
「心理グラフが乱れています!精神汚染が始まります!」
アスカ大ピンチ!
「零号機、初号機発進!レイは目標を攻撃、シンジくんはアスカの救出を急いで!」
直ちに地上に出撃し、ポジトロン・ライフルでアラエルを攻撃する零号機。
一方、初号機は弐号機を派手に突き飛ばして謎の怪光線から解放した。
「う〜、いったあぁ〜い〜…こぉのぶわぁか〜、ぬぁにすんのよぉ〜。」
突き飛ばされた衝撃で目が廻ってるらしいのはこのアスカのセリフでよくわかる。
そして、零号機の投げたロンギヌスの槍でアラエルは殲滅された。
「随分と早い決着ね。」
「そこはそれ、お約束だから。」
楽屋オチはやめいというのがわからんか!!
突き飛ばされた衝撃で未だに目がグルグル廻っているアスカは、シンジに肩を借りて
支えて貰いながら帰還した。
「うぅ〜…お目目ぐるぐる〜…魔方陣グルグル〜…助けてカミタマン。」
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今回の結言:ぐるぐるメダマンってのもあったような…。