背徳 暗黒編

◆第6話

第3新東京市立第壱中学校2−A、
シンジはヒカリの暗い表情を見て今まで感じていた違和感に気付いた。
(どうしたの?)
(トウジがいないんだ)
(・・・確かにそうね・・)
「・・・あれは、参号機によるものだったのか・・・」
(・・拙いわね・・)
「・・・もう直ぐだな」
シンジと遥か空の向こうを見詰めた。
突然、レイとシンジは凄まじい精神衝撃波を食らい気絶した。


ネルフ本部、某所、
モニターに第2支部消滅の映像が映っていた。
「・・完全に消滅しましたね」
リツコが死んだというのにもはやマヤには何の感慨も沸かないようだ。
「良く分からないものを使うからよ」
「・・・良く分からない、葛城1曹も同じですね・・どうして作戦部長でいられるのか」
マヤの嫌味にミサトは口をパクパクさせた。


第3新東京市立第壱中学校保健室、
二人がベッドに寝かされている。
微妙に嫌な笑みを浮かべたアスカが保健室に入って来た。
「ちゃ〜〜んす」
アスカは鞄から拳銃を取り出した。
「くっくっくく、アンタさえいなければ良いのよ」
アスカは拳銃をシンジの額に押し当てた。
「アンタさえいなければアタシは1番になれるのよ、皆がアタシを見てくれるのよ、ママも戻って来てくれるわ、だから死んでね」
アスカは安全装置を解除し、引き金に指をかけた。
そして、引き金を引いた瞬間、ポンッと言う音と共にテープが飛び出した。
「・・・・」
アスカは玩具の拳銃を壁に投げ付け、跳ね返って戻ってくると足で何度も踏みつけた。
アスカは何かを思い付き、レイの服を調べ始めた。
そして、サイレンサー付きの銃を発見した。
アスカの浮かべたにやり笑いは碇のそれに匹敵するものであった。
アスカは再びシンジの額に押し当て、引き金に指をかけた。
「アンタが、アンタがいるから悪いんだからね、アタシは何にも悪くないんだからね」
銃声が響き渡った。
アスカは固まった。
拳銃を見てみた、まだ発射されていない。
それ以前にサイレンサー付きである。
続いて複数の銃声が響き、それに応酬するかのように更に続いた。
銃撃戦、それも凄い数である。暴力団やそう言った組織の規模ではない。
どこかの組織とネルフ保安部2課の激突である。
「な、何よ、何が始まったのよ!」


ネルフ本部、総司令執務室、
「なんとしても防衛しろ!」
冬月が受話器に向かって叫んだ。
「対人部隊を向けろ」
ネルフとゼーレ、最終目的は異なる為、最後で必ず対立する。
碇にとっては、その時には、シンジは諸刃の刃ではあるが、そのくらいのリスクを負わなければ、ゼーレに勝つ事は至難の技である為、シンジに対する対応が未だに微妙なのに対して、ゼーレにとっては100%邪魔な存在であるため、ゼーレの方が先に決断したようだ。
そして、シンジよりも、レイをゼーレに抹殺されては計画は崩壊してしまう。


第3新東京市立第壱中学校、廊下
比叡などの超1流の者以外全てやられてしまった。
取り敢えず数だけは用意したと言う、1流崩れや2流の人間では役に立たない。
既に数は5人である。
比叡が、相当数の銃弾を受け、身体を引き摺りながら保健室に向かっている。
ライフルを構えた特殊部隊が比叡に近付いて来た。
「くっ」
比叡は、腰のベルトについていたスイッチを押した。
その瞬間比叡の身体が爆発し、特殊部隊はその爆発に巻き込まれた。
階段の影から加持がその様子を見ていた。
「やれやれ、マルドゥックを調べに来ただけなんだが・・・これは、かなり拙いな」
加持は消火器を放り投げ、拳銃で撃ち抜いた。
瞬間白い粉が廊下を包み込んだ。
その中を別部隊が、保健室を目指し突き進んでいる。
そして、センサーに加持は引っかかり包囲された。
「・・俺だよ、」
「・・行け・・」
加持は開放された。
「・・やれやれ、ばれたら殺されるな・・・そろそろネルフとも縁を切る時期か?」


保健室、
相次ぐ銃声に爆発音、アスカは半分パニックになっていた。
標的は自分達なのだ。
エヴァに乗っていれば無敵の自分も生身では、戦力は知れている。
アスカは全身を恐怖で振るわせた。
ドアが蹴破られた。


ミサトが率いてきた対人戦闘部隊の到着の直前に刺客は逃げたようで、ミサトが着いた時には、既にいなかった。
ミサトは保健室に急いだ。
保健室では、シンジとレイがベッドに寝ていて、アスカが床に倒れていた。
「アスカ!!」


3日後、ネルフ本部、総司令執務室、
目を覚ましたシンジは召還された。
「さて、今回の一件は聞いたと思う」
シンジは舌打ちをした。
「今回、レイやセカンドに付いている護衛がいなければ、大変な事に成っていたところだ。護衛の重要性は理解したかね?」
シンジは目を閉じた。
「・・・分かりました。」
「そうか、では、今後、サードチルドレン班の者が護衛につくが良いね」
「・・・はい・・」
護衛ではなく監視である。
「で、前回の交渉からずいぶん経っているが、もうねた切れかね」
「・・・いえ、そう言うと思い、持ってきました。」
シンジは大きな封筒を取り出した。
「・・・第拾壱使徒イロウル、第拾弐使徒レリエルの詳細なデータです。」
シンジは書類を机の上に置いた。
其処には、両使徒の特徴、殲滅方法が書かれていた。
二人は余りの事に驚いた。
今までの使徒とは全く違う。
「・・・勿論本物です」
「・・・ユイはここまで解いていたと言うのか?」
「恐らくは、今までの使徒もありましたから」
「これからもあるのかね」
「ええ、ですがそれは又今度と言う事で」
警報が鳴った。
『司令、インド洋上空で第拾使徒を確認しました』
「・・サハクィエルか・・おっと、条件を忘れるところでした、条件は、作戦部長の首の挿げ替え」
遂に来たかと冬月が反応した。
「・・・いったい誰にするつもりかね」
「・・加賀タケル・・聞いたことはあると思いますが」
防衛事務次官、愛国精神が有り過ぎる暴走気味の男である。
「何故だ?」
「・・彼は優秀です。」
優秀だ。比類なきほどに、だが、普通の組織にとっても危険人物である男をこんな組織の幹部にしてしまったら、危険等と言った言葉では済まない。しかも、日本政府に情報がオンラインで流れる。
先にあったロボット兵器の開発に少年少女を劣悪な環境下に閉じ込め兵器として使おうとしていた事がばれ、戦自上層部の首が殆ど飛んだ後に入った男である。ゼーレとの繋がりは無いと思われるが、損得勘定で動かない人間なだけに難しい。
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「仕方有りません、」
シンジは資料を封筒に納めた。
「頑張ってください、こんな特殊な使徒はちょっとやそっとでは、どうにもなりませんよ」
「・・暫く考えさせろ」
「分かりました。」
シンジは執務室を出た。


ネルフ中央病院、特別病室、
アスカは未だに目を覚ましていなかった。
データ的には異常は全く無し。
だが、目を覚まさない。
マヤは理解できない現象に頭を悩ませていた。
それ以前に、蹴破られたドア、明らかに保健室まで侵入している。
では、何故?何もしなかった・・・或いは、したからこそこの状態なのか・・・


待機室、
シンジとレイは紅茶を煎れて時間を潰していた。
「綾波、上手くなったね」
レイはほんのり頬を赤く染めて微笑んだ。
「じゃあ、会議に行って来るよ」
「行ってらっしゃい」
レイは笑顔でシンジを送り出した。
まるで新婚・・・いや、新婚か・・・


作戦会議、
シンジは考え込んだ。
参号機は出来ているはずなのだが、戦力に入っていない。
それどころか作戦部の人間は知らないようである。
(どう言う事だ?)
マヤが開発したスペースエヴァ装備はまだ1機分しか製造されておらず、今回は使用は見送られた。
「エヴァで受け止めましょう」
一応まだ作戦部長である葛城1曹(出席者で役職は一番上、階級は一番下)
「しかし!」
「無茶です!」
「碧南2尉、」
「・・えっと、作戦成功率は・・・0.000002%です」
刺すような視線がミサトに集まった。
(無能者)
(愚か者)
(さっさと辞めろ)
(ふん、いい気味だ)
「・・・そうですね。それで行きましょうよ」
「「「「「「はぁ?」」」」」」
「僕が、遠距離からコアを撃ち抜きます。その後の残骸を受け止めましょう。ATフィールドさえなければ何とか成ると思います。」
碧南は新しくデータを撃ち込んだ。
「・・・58.7%です。」
「どうですか?」
改めてシンジの優秀さを思い知らされた面々である。
ミサトは一応自分の案は採用されたが、結局のところ、自分の指揮で、使徒を倒しているとはとても言えない・・・無力感に襲われていた。


食堂、
ミサトが一人コーヒーを飲んでいた。
冬月がやって来た。
「ここ、良いかね」
「・・あ・・はい・・・」
「・・何を悩んでいるのか、聞かせてもらえないかね?」
「・・・長くなりますが・・」
「構わんよ」
ミサトは一旦目を閉じた。
「・・・私が、セカンドインパクトの生き残りだというのは?」
「勿論だ。」
冬月はミサトの話に付き合った。
長い語りだった。
セカンドインパクトの前の家庭事情、南極での出来事、失語症(確かに言語障害かも知れないが、正しくは失語症ではない)に陥っていた時の事、第1次セカンドインパクト調査団で碇に言われた事、復讐の決意、第2東京大学での事、加持との事、ゲヒルン時代の事、松代実験場での事、そして、ネルフ本部での使徒戦の事・・・
「・・・葛城君・・・」
「でも・・・今、私の指揮で使徒と戦っているなんて状態じゃありません・・・私はネルフにいても意味が無いのかもしれません・・・」
「・・そうか・・私に考えがある。任せてくれないかね」
「・・・考え?」
「ああ、葛城君ならばできる特別な事だ」
冬月のその優しげな表情の奥に碇の参謀として相応しいだけの暗黒の顔が潜んでいた。
『チルドレンはケージに集合してください』


そんな深刻な話が行われていた時、一方の、シンジとレイは、何をしていたかと言うと、
待機室で、レイに膝枕をして貰いながら、耳掃除をしてもらっていた。
「はい、反対向いて」
シンジは身体を反対に向け、レイは逆側の耳を掃除し始めた。
・・・
・・・
「はい、終わった・・あら?」
シンジは安らかな寝息を立てていた。
「ふふふ」
レイはシンジの頭を撫でた。


地上、
シンジはスナイパーバイサーを掛け、遥か上空の使徒のコアを狙っていた。
投合用のプログランスで有る。
似た形状のソニックグレイブよりも投合のみに特化された武器である。
取り敢えず用意できた7本と、一応プログナイフ31本を用意してある。
初号機は軽く助走をつけ、遥か上空に投げ上げた。
ATフィールドでコーティングされたプログランスは空気抵抗がほぼ0のまま一直線に使徒に向かって飛んで行った。
『・・外れました。』
コアの少し右を貫いていた。
初号機は元の位置に戻り第2投目を投げ上げた。
結局第6投目でコアを貫き殲滅した。
次は残骸を受け止める段階である。
マギの誘導に従い2体のエヴァが落下地点に集まった。
ATフィールドを失い空気抵抗によって減速し、尚且つ摩擦によって燃え火の玉と成って落下して来ている。
2体のエヴァはATフィールドを共鳴させ残骸を受け止めた。


翌日、総司令執務室、
マヤ、作戦副部長、日向が召還されていた。
「本日付けで、伊吹博士を技術部長、2佐とし、E計画最高責任者とする」
「有り難う御座います」
マヤは軽く頭を下げた。
「日向2尉を、作戦部長代理、1尉とし、君にはその補佐を命ずる」
(なんでじゃあああああ!!!!)
作戦副部長は名前すら覚えられていなかった。だって作者が決めてないもの
結局、今までと変わらない様だが、


作戦部、
「副部長、報告書を持って参りました。」
「うむ、其処においておいてくれ」
「はい」
(・・・何なんだろ・・・)
数ヶ月振りに一般職員にまともに扱われた副部長は戸惑っていた。
つまり、皆、こんな奴の存在忘れていたと言う事だろう。
しかし、日向は浮かない顔をしていた。
(・・葛城さん・・・いったいどこに・・・)
日向は仕事が一段落したら、諜報部のコンピューターをハッキングする事にした。


シンジの家、
ミサト作戦部長解任の報が届いていた。
「う〜ん、漸くかって感じだね」
「ええ」
「まあ、これで、ミサトさんも復讐から離れてくれるし良い方向に向かってくれるだろ」
どうやら、レイとの幸せな生活にどっぷり浸かっているシンジは、ネルフの総司令をしていた時の切れは錆びて来ているらしい。


近所のごみ捨て場、
ゼーレが差し向けた刺客の死体が第3新東京市指定の半透明ごみ袋(可燃物・大袋)に入れられて100近く積まれていた。
こう言う方面は普段からなようで錆びてはいないのだが、


数日後、松代、実験場付属空港、
ドイツから六号機を乗せたウイングキャリアーが到着した。
マヤは六号機を見ながら或いはリツコ以上ではないかと言う冷たい笑みを浮かべた。
「計画は順調ね」
白衣を翻し、マヤは実験施設に向かった。


実験施設、ケージ、
拡張されたケージには黒い参号機、白い四号機、そして新しく運び込まれた爬虫類と鳥類を合わせたような醜悪な量産機、六号機。
「プラグの準備は?」
「はい、78%と言った所です。」
「急ぎなさい」
「はい」
「SS機関搭載型モデル、飛行ユニットも完成、流石の初号機でもこれは苦戦するでしょうね、私の改造を受けるのだから」
何時の間にかマヤは相当な自信家になっている。
次々に新兵器をロールアウトし、副作用を無視した薬品を開発しシンクロ率を向上させている。
「ふふふ、」


第1チルドレン拘束室、
「ぐおおおおおお!!!!!」
薬が切れたトウジが悶え苦しんでいる。
どうやら、肉体依存性が強いようである。
直ぐに担当の者が数人入ってきて、トウジを力で押さえつけ、注射器で薬を投与した。
暫くしてトウジの苦しみは収まったようである。
マヤが入って来た。
「フォース、貴方の任務は何?」
「・・・ネルフ、司令部の、敵を、潰す、」
「そうよ、御褒美よ」
マヤはポケットから注射器を取り出した。
トウジは予想される快楽に全身を喜びで振るわせた。
マヤはトウジに注射器を刺した。
薬が静脈に入って行くと共にトウジの目が蕩けるようになって行く。


第2チルドレン拘束室、
マヤが入って来た。
ケンスケは完璧な敬礼をした。
「訓練の進度は?」
「はっ、予定よりも5%も進んでおります」
「宜しい、その状態を維持しなさい」
「はっ」
ケンスケは元々軍隊色が強かったのでそのままマインドコントロールを応用して完全な兵士、いや、兵器に仕立て上げた。


プラグ開発室、
カプセルの中にはミサトが浮いていた。
ミサトの身体には様々なコードがつけられている。
良く見ると、ミサトの年齢が若いような気がする。
「ゼロチルドレンは、現在17歳です。」
「あと、3年分巻き戻せば良いわ、記憶は?」
「問題有りません。全て順調です。」
頭部に繋がれているコードは、頭皮ではなく直接脳に繋がれているようだ。
「ふふふ、若返らせてあげたんだから感謝してね、ねぇ、葛城1曹」
マヤの冷たい笑みは研究者に汗をかかせた。


数日後、第3新東京市立第壱中学校2−A、
漸く再開され、シンジとレイは久しぶりに登校した。
窓際の席で二人は楽しそうに談笑している。
ヒカリはやっぱり又鈴原来てないと淋しがっていた。


シンジ、レイの携帯が同時に鳴った。
「ん?」
緊急の呼び出しだった。
使徒はまだのはずだが・・・取り敢えず、本部に急ぐ事にした。


ケージ、
『シンジ君、レイ、今回の目標はかなり厄介だ』
日向の顔には汗が見える。
(JAでも暴走したのかな?)
(・・違うと思う)
モニターに目標が映った。
戦自の対使徒特殊部隊と交戦中のエヴァ量産機だった。
2人は言葉を失った。
『目標はこれだ』
(ゼーレが動き出したのか)
(急ぎましょう)
2人は、エヴァに搭乗した。


戦場、
100台を越えるA−1や、30台ほどのシンジの渡した中和兵器の効力は凄まじく六号機のATフィールドを完全に無効化していた。
無数の砲弾が六号機に突き刺さり、質量ミサイルが首をもいだ。
砲撃が止んだ。
しかし、六号機は見る見るその身体を再生した。
そして、体内にめり込んだ砲弾を弾力で弾き飛ばした。
戦車部隊は逆砲撃を食らった。
再び総攻撃が開始された。
六号機は飛行ユニットを使い戦場を自由自在に飛びまわり部隊を壊滅させていく。
しかも、支援兵器を叩き潰し、司令車や発令車を破壊している。


エントリープラグ、
ミサトは、脳を直接有線で繋がれている為、激痛が100%伝わり、しかも、気絶する事が出来ない。
呻き声も上げる事さえ出来ずに只首を飛ばされ、手足をもがれ、体中に砲弾を浴びる激痛を感じていた。


高空、ステルス戦闘攻撃機が雲を突き抜け急降下した。
そして、シンジが渡した新兵器指向性NNミサイルを六号機に向けて発射した。
大きさは、NN兵器とは思えない小さなサイズだが、その点破壊力は、通常のNN兵器を遥かに凌駕する。
量産機用に使用する為に渡された兵器であり、そして、量産機のデータも渡されていた竹下は、この六号機の暴走をゼーレの侵攻と断定し、指向性NNミサイルを投入した。
6発の指向性NNミサイルは、量産機のスペックから考えて確実に消滅させるには十分な破壊力である。
六号機は数千万度の超高温でプラズマ化していく。
小型太陽が消え去った後、後には妙な物体の残骸が残った。しかし、それはすぐさま再生し六号機となった。


首相官邸、
竹下はモニターを見て驚いた。
「・・・、信じられんな、このデータ以上だ。連続攻撃を掛けろ」


戦場、
今度は、20発近くが投入され、全てをプラズマ化した。
ネルフのウイングキャリアーが到着したのはその5分後だった。


松代、実験施設付属病院、
マヤが先の戦闘を見ていた。
「・・・成るほど、エヴァに拘る必要は無しか」
マヤは冷たい笑みを浮かべた。
エヴァに拘るリツコやミサトと違いエヴァに執着心が無いマヤは簡単に切り替える事が出来たようだ。

あとがき
・・・かなりいっちゃってます。
この続きを書くのか?
マヤも断罪するのか?
・・・・・うう・・・・
本気で続きを読みたい人は、それに応じたメールを下さい。
他の連載が忙しいし、今のところ余り書きたくない雰囲気ですのでそれを変えるくらいの質か量が必要です。