HORRIBLE FANTASIA

「Darkness Angel」後書き

今回、最初にストーリーの元にしようとしたのは、「エヴァンゲリオン・ネバーエンディング・ストーリー」の中の一遍、「夢の海に魂の帆をかけて」です。
その話はユイの学生時代から始まり、エヴァ前史の謎を解き明かす、という内容でした。
ですが、同じ「エヴァンゲリオン・ネバーエンディング・ストーリー」の中の「不機嫌なエヴァ」とか「終わる世界の物語」からは全くと言っていいほど違う話を作ったので、今度もほとんど違う話にしようと考えました。
そこで、元ネタのストーリー構成を真似て、ユイの学生時代から始まり、エヴァ前史の中の一つ、「どうやってゲンドウとユイは巡り会ったか?」という謎を解明するストーリーとする事にしました。
ゲンドウとユイの巡り会いと言えば…実は「鋼鉄のガールフレンド2」コミック版第二部は正にその話でした。ただ、14歳のゲンドウとユイの前にカヲルが現われる、というのはちょっと自分的に納得できませんでした。
そんな時、「真夏の夜の悪夢」で登場させた「ヒデコ」(まあ、井戸女に変換しちゃいましたが)と同様に、姿は無くても名前は出てくるキャラとして、冬月の回想時に「リョウコ」というのが出てくるのを見つけました。何と、よりにもよって「リョウコ」か…。うむ、役どころ(何の?)は合っている…と言う訳で、閃きました。鋼鉄2コミック版第二部のカヲルの役どころをリョウコにやらせる事を…。
こうして、「夢の海に魂の帆をかけて」から発展して「鋼鉄2」コミック版第二部が元になったこの作品が完成した訳です。
ちなみに構想は「終わる世界の物語」よりも苦しみました。最初はギャグにしようかとも思ったし(執筆時の仮題は「♪金毘羅夢海に魂の帆かけてシュラシュシュシュ」だったりして…)。

さて、次の妖夢幻想はいったい誰が主人公になるのでしょうか…。