贖罪

◆第1話裏

私は、病室で目を覚ました。
「むっ」
身体動かしただけで痛いじゃない。
あの人ったらレイちゃんにこんな大怪我させてお仕置きね。
取り敢えず、リリスの力をちょっと借りましょう。
肉体の組成回復完了っと。
暫くは待つとしましょう。
この世界のあの人が来た。
面倒臭いのでこっちは司令にしましょう。
「レイ、体調はどうだ?」
「・・問題ありません・・」
「そうか」
司令は立ち去った。
何よあの態度!!絶対後悔させてやる〜〜!!
・・・・
・・・・
暇ね・・・入院ってこんなに退屈だったのね。
あっ、あの人が来た。
どう接するか迷っているわね。
取り敢えず私はお決まりの言葉ね。
「・・貴方、誰?」
「私は、碇シンジ、サードチルドレンだ。1佐扱いとなる」
「・・そう・・」
興味を無くした振り。
暫くあの人はうろたえていたけど、面会時間が終わって閉め出された。
今ごろ、格好つけて、『ふっ、問題無い』とか言ってるんでしょうね。
う〜ん、ひょっとしたらあの人レイちゃんの隣に引っ越してくるかも、