立場の違い2A

第23話

◆最後の使者 後編

2月28日(日曜日)、ネルフ本部、起動実験司令室、
伍号機の起動実験が行われていた。
伍号機は既に第3支部で起動確認が行われており、本来は行う必要は無いのだが、慎重をきすという意味と、機体連動実験は行わなくてはいけないのだからそのついでと言う事が表向きの理由である。
「マヤ、分かってるわね」
「はい、」
マヤは少し緊張した面持ちで、別のプログラムを走らせた。
「では、これより、伍号機の起動実験を行います。」
その後、行程は順調に進んでいき、いよいよ、起動するかと言うところで、突然波形が乱れ始めた。
「どうしたの!?」
「分かりません!」
「波形が突然乱れ・・あ、いえ、波形元に戻りました。」
「伍号機起動しました。」
「問題は見当たりませんが・・・どうしますか?」
「・・・そうね、このまま連動試験に移っても構わないでしょう。」


総司令執務室、
「これは間違いないんだな」
「はい、フィフスはATフィールドを展開できます。」
「・・・使徒か」
「マギは85%の確率で使徒であると判断しました。」
「どうする?」
「まさに引き金だな・・・自分から引くのも馬鹿らしいが、ゼーレにとって一番都合の良いタイミングでひかれるわけにもいかん」
「では、こちらから仕掛けるわけで?」
「そうなるな・・後は、タイミングだな。」
「ああ、タイミングを誤れば、全てが崩壊する。」


ミサトのマンション、
伍号機の起動実験などがあるとのことで、今日のシミュレーションは休みとなり、二人はここで昼食を取っていた。
「シンジ、」
「何?」
「あのさ・・・あの、渚って奴に気をつけなさいね」
「カヲル君に?気をつける?」
「そうよ・・・あいつは危険よ」
「どうして?人をそんな風に疑うのは良くないよ」
何も知らないシンジは極普通の事を述べる。
「・・違うのよ・・・あいつには、司令たちも警戒しているのよ」
「父さん達も?どうして?」
「・・・ネルフの上位組織に人類補完委員会と言うのがあるの、」
「人類補完委員会?」
「そう、でも、その委員会は、ゼーレって言う秘密組織に乗っ取られちゃったのよ」
アスカの知る事実とは異なるが、説明を簡単にするために敢えてそのように言う。
「乗っ取られた?」
「それで、そこが半ば強制的に送ってきたチルドレンがあいつなのよ」
「カヲル君が?」
「そうよ・・・そんな組織がまっとうな目的で送ってくると思う?」
「・・・」
「何があるかはわからないわ・・・でも、気をつけなさいね」
「うん・・」
シンジはゆっくりと頷いた。


2月29日(月曜日)、ネルフ本部、男子更衣室、
「シンジ君、ちょっと良いかい?」
「あ、うん・・何かな?」
少し警戒しつつ答える。
「今日の訓練が終わった後に時間取れるかな?」
「・・・あ、ごめん、ちょっと・・・」
「・・そうかい、それは残念だよ。」
確かに、買い物や、夕食の用意などがあるが全く時間が取れないわけではない、しかしアスカに言われた事があり、距離を取る事にした。
「そろそろ時間だよ、行こうか」
「あ・・うん・・」
二人は更衣室を出た。


ターミナルドグマ、
リツコとユイが装置を動かしていた。
「思っていたよりも順調ね。ありがとう」
「いえ、お役に立てて嬉しいです。」
「そう・・・ところで、一つ聞きたい事があるのだけれど・・いいかしら?」
「・・ええ、」
「計画が実行されたら貴女はどうするのかしら?」
「・・・私、ですか?」
「ええ、」
リツコは少し考えるようなしぐさをした。
「・・・まだ、決めてません。」
「・・そう、」
「・・でも、今は計画を実行するしかありませんし」
「・・そうね、生き延びるためにわね・・・」
「・・・只、生き延びても・・・とふっと思ったりする時も有るんですけれどね」
リツコは軽く苦笑しながら言った。
「・・人は、自分の価値を見出すために生きている部分もあるしね・・・生きていればどこにだって幸せになるチャンスはあるわよ」
「・・・果たしてそうでしょうか?」
「チャンスは有るわ、でも、そのチャンスを手にする事が出来るかどうかは別・・・初めから諦めていたりなんかしたら、掴める筈のチャンスも掴めなくなってしまうわよ」
リツコは少し目を大きくした。
「・・・・・そう、かもしれませんね・・・」
「ええ、」


3月1日(火曜日)、第3新東京市市内公園、
公園にある天使の像の上にカヲルが立って、なにやらぶつぶつと独り言を呟いている。
それを離れたところからネルフ保安部と諜報部のメンバーが監視していた。
「フィフスは何をしているんだ?」
「分からないな・・・」
「一応、念のために上に報告しておけ」
「分かりました。」


ネルフ本部、総司令執務室、
「・・・六分儀、どう見る?」
「ゼーレとの連絡を取っていた可能性があるな」
「・・ゼーレか・・いよいよ来るか?」
「可能性はある。」
「どうする?今、動くか?」
「・・・」
六分儀は電話を取り、ユイに電話をかけ、状況を説明した。
「どうみる?」
『・・そうですね、実行指令の可能性はありますが、即実行と言うわけであるかどうかはわかりません。』
「うむ」
『伍号機をこちらによこしている以上、もう1機エヴァを作る必要があります。その完成がはっきりするまでは、実行するとは思えませんが、』
「残念ながら、どこで建造しているのかさっぱりつかめない・・・つまり、その完成度もわからんということだ。」
『・・・まだ、こちらは早すぎます。伍号機とターミナルドグマに近づけないようにしてください。』
「分かった。そのようにしよう」
六分儀は電話を切り、赤木研究室に電話をかけた。


訓練修了後、シンジ、アスカ、カヲルの3人はシミュレーション司令室に呼ばれた。
「訓練の予定に関して変更が出たから連絡しておくわね」
「変更ですか?」
「ええ、会議できまったのよ、これが新しいスケジュール表よ」
3人はそれぞれリツコからスケジュール表を渡された。
「シミュレーションが多いですね」
「ええ、エヴァを実際に動かすとかなりの予算がかかるからね、その予算を別のところに回すことになったわ」
「まあ、仕方ないね、決まった事をどうこう言ったところで変わるわけでもないしね」
「ええ、理解が早くて助かるわ」


夜、帰りのバスの中で、アスカがシンジに話し掛けてきた。
「・・シンジ、今日のスケジュール変更どう思う?」
「え?どうって・・・やっぱり、お金が無いって言うのは大変なんだなって」
アスカはこめかみを軽く抑えた。
「違うわよ・・・何か、別の目的があるのよ」
「目的?」
「そう・・・多分、フィフス関係の何かよ」
「カヲル君?」
「前に言ったでしょ・・・スケジュールを変更する事で、フィフスの企みを妨害する。或いは、何かしでかしても直ぐに対応できるようにするか、」
「・・・」
シンジは軽く眉間に皺を寄せた。
「シンジは、どう思う?」
「・・どう思うって言われても・・・カヲル君がそんな企むだなんて・・そんな事が無ければ良いと思ってるけど・・・」
「・・・そうだと良いわね・・確かに・・・」
アスカはシンジに身を寄せた。
「アスカ?」
「・・・アタシ・・ほんというと、怖いのよ・・・」
「怖い?」
「・・フィフス・・・何があるのかわからない・・一体何をしようとしているのか・・怖いのよ・・・」
「・・・アスカ?」
シンジはアスカが微かに震えていることに気づいた。
「・・あいつの事が怖い・・・」
シンジはアスカをやさしく抱き寄せた。
「・・・シンジ、シンジはアタシを守ってくれる?」
「・・勿論だよ・・・」
「・・・・」
アスカはシンジに体を預けてきた。
「・・・」
シンジはアスカを抱きしめながら、レイがいないという事が心細いということをいまさらながらに感じた。
今、レイがいたら、こんな不安を感じるような事は無かったであろう・・・
(・・・碇・・・)
シンジは窓の外に視線を向けた。


3月2日(水曜日)、ネルフ本部、シミュレーションシステム、
今日もシミュレーションによる訓練が行われていた。
そして、今日は伍号機と初号機・弐号機の模擬戦であった。
『シンジ、行くわよ』
「うん」
初号機はプログソード、弐号機はソニックグレイブを手に伍号機に向かって駆けた。
伍号機はスマッシュホークを構えるだけでまだ動かない。
そして、初号機が間合いに入りプログソードで斬りかかった瞬間、赤い光が散り、ATフィールドによって攻撃が遮られた。
「くっ」
伍号機は横へと移動しながら、次に襲い掛かってきた弐号機の方にATフィールドを集中する。
突然ATフィールドが中和されたため、体制を崩し、初号機が前のめりになり、そこへ伍号機が右手一本でスマッシュホークを振り下ろす。
『させるか!』
弐号機がソニックグレイブでスマッシュホークを弾き、初号機を守った。
が、次の瞬間伍号機が左手で投げたプログナイフが弐号機の右手に突き刺さる。
『くっ』
「アスカ!」
シンジが弐号機に気を取られた瞬間、初号機の脳天にスマッシュホークが振り下ろされ、画面がブラックアウトした。
「・・・あ・・・」


シミュレーション司令室、
(・・まだ、本当の力は現していない・・・やはり、2機では伍号機を抑える事は出来ないわね・・・・)
リツコは唇をかみ締めた。
「・・先輩、どうしますか?」
「・・そうね、今度はハンデをつけるわ、」
「ハンデ、ですか?」
「ええ、このままやっていても大して訓練にならないわ、プログラムG−77を起動させて」
「あ、はい、分かりました。」
仮想空間のジオフロントに3機のエヴァが現れた。
「いい、今度はハンデをつけるわ、」
『ハンデかい?』
「ええ、このままやってもあまり効果が無いから、支援兵器をつけることでバランスを取るわ。良いわね」
『僕は構わないよ』
『さっさと始めて』
『分かりました。』
「じゃあ、始めて」
プログラムが走り始める。
ジオフロントに配置されている数々の支援兵器と次々に投入されるエヴァ用の武器・・・そこまでする事によって、初号機中破、弐号機大破、ジオフロントは半壊滅状態となって伍号機を倒す事が出来た。


総司令執務室、
「これはいかんな」
「はい・・・」
「伍号機を抑えられれば勝ち目は無い、伍号機に仕掛けをする事は出来るか?」
「7系統で強制停止、5系統で遠隔自爆できるようにしています。しかし、絶対に稼動するとは言えません。」
「使徒ならば通常のシンクロで動かすとは限らんしな・・」
「別に、単独で爆発する爆発物も仕掛けます。更に硬化ベークライトでいつでも固めれれる用にしています。」
「後は・・二人が頼みだな・・」
「・・はい、」


そして、緊張した日々が進んでいった。


3月6日(日曜日)、夕方、ネルフ本部、
今日はシンジとスケジュールがあわず、一足先に一人で帰る事になったアスカが帰路を急いでいた。
その時、脇の通路からカヲルが現れた。
「やあ、元気かな?」
「・・何?」
アスカは立ち止まり警戒の視線を向けた。
「いや・・僕と同じ存在である君とゆっくりと話がしたくてね」
その言葉にアスカは直ぐに反応し、構えを取った。
「ふふ、君の力で何をしようというんだい?」
「くっ」
アスカがその場を逃げ出そうとした時、ATフィールドによってその行く手が阻まれた。
「なっ!」
「どこへ行っていうんだい?」
「くっ」
アスカは拳をぎゅっと握り締めた。
「・・シンジ・・」


そのころ、シンジはシミュレーションで実験を受けていたが、突然の警報によって実験が中断されてしまった。
「発令所に、直ぐに緊急体制を敷くように伝えて!」
「分かりました!」
リツコが次々に指示を飛ばしていく。
「シンジ君!直ぐに初号機に乗って!」
『あ、はい、分かりました。』
シンジはどこか釈然としない顔であった。


第1発令所、
「遂に、来たか、」
「・・そのようだな、」
「しかし・・アスカはどこへ行った?」
「残念ながらロストしたままです。」
「目標メインシャフトに侵入!」
「全走行隔壁を閉鎖しろ」
「了解!セントラルドグマを閉鎖します!」
「初号機搭乗完了しました。」
「出撃させろ」
「シンジ君、よく聞いて」
出撃準備が整えられながら、ミサトがシンジに説明を始める。
「・・・どうする?下にはユイ君がいるぞ」
「・・・仕方なかろう、」


メインシャフト、
伍号機とカヲルがメインシャフトを降下していた。
伍号機の掌には気絶したアスカがのせられている。
「・・・ん?」
突然液体が伍号機に向かって降り注がれた。
カヲルは冷静にATフィールドで、液体を弾く。
液体は壁面などにつき暫くして硬化して行く。
「・・ベークライト、無駄だよ」


第1発令所、
「装甲核兵器は伍号機によって破られていきます」
「自爆安全域までは?」
「後50秒です。初号機到着は100秒後です。」
「ふむ・・・」
マヤの表情が変わった。
「どうしたの、マヤ?」
「こ、これを、」
マヤがメインモニターに映し出したのは伍号機のセンサーアイの映像であり、そこには、伍号機の掌に、気絶したアスカがのせられているのが映し出されていた。
「なっ!アスカ!」
「六分儀・・拙いぞ・・・」
「自爆は・・させられんか・・・」
六分儀は歯をかみ締めた。
「どうする?」
「・・・くっ・・」


メインシャフト、初号機、
アスカがカヲルによって攫われたと言う事を聞いたシンジは、怒りにも似た表情を浮かべて伍号機とカヲルを追っていた。
「くそっ、まだ・・・見えた!」
下のほうに小さく伍号機の姿が見えた。
徐々に伍号機の姿が大きくなり、カヲルとアスカの姿も捉える。
「アスカ!!」
『やあ、シンジ君、漸く来たね』
「カヲル君!何でこんな事を!?」
『それが、定めだからさ』
『人とは悲しい生き物だね・・お互いを拒絶しあう事しか出来ない・・それが、リリンの定めなのかもしれないな』
「何を言っているんだよ!?」
アスカを伍号機から奪い返そうと手を伸ばすが、伍号機のもう片方の手で払われた。
「くっ」
「こうなったら、」
ウェポンラックからプログナイフを取り出す。
同じように伍号機もプログナイフを装備した。


第1発令所、
「初号機と伍号機は戦闘を続けながら降下中」
「ターミナルドグマ到着まで120、」
ミサトは日向に耳打ちした。
「・・・日向君、もしもの時は」
「分かっていますよ。ここを自爆させるんでしょ・・・サードインパクトを起されるよりはマシですからね・・・」
「良いですよ・・・貴女と一緒なら・・・」
「済まないわねぇ・・・・」
果たしてその言葉に続くのは何だったのであろうか?


メインシャフト、
戦闘を行った結果、初号機は伍号機からアスカを取り戻す事に成功した。
「アスカ!」
『ん・・ううん・・』
アスカは、初号機の掌の上でゆっくりと頭を振った。
漸く目がさめたようである。
「アスカ!大丈夫!?つぅ・・・」
首筋のあたりに痛みを感じる・・見ると伍号機のプログナイフが突き刺さっていた。
「くそっ!アスカ!乗って!!」
アスカを肩のあたりに乗せて、伍号機の両手をつかんでホールドモードにして、エントリープラグをハーフイジェクトする。
「シンジ!」
アスカがプラグの中に飛び込んでくると直ぐに、プラグを戻した。
「シンジ〜!!」
アスカは涙を流しながらシンジに飛びついてきた。
「アスカ・・今は、」
「・・そうね、」
状況を思い出し、直ぐに戦闘体勢をとる。
伍号機が再び振り下ろしてきたプログナイフを初号機は横に貫ぬいたが、プログナイフがカヲルの方へ向かって行ってしまった。
「あっ!」
しかし、カヲルに当たる前に空間結界に弾かれ赤い光が散った。
「「え、ATフィールド!!」」
『そう、君達リリンはそう呼ぶね。ATフィールドは心の壁、自我と他とを分かつ境界、光の壁、』
「何いってんのよアンタ!!?わかる言葉で話しなさいよ!!」
アスカは手を操縦桿を握るシンジの手にあわせた。
「シンジ、行くわよ」
「うん、」
二人分の意識が集中され、シンクロ率が跳ね上がり大きな出力が出され、一気に伍号機の手を振り払い、プログナイフを伍号機の胸部に突き刺した。
「待ってなさいよ!さっさとお釈迦にして、あんたも殲滅してやるわ!!」
『そうかい、ところで、そろそろ終点だよ』
「「へ?」」
その瞬間メインシャフトを通過し終わり、ターミナルドグマに入った。
初号機は着地に失敗し、激しく地面に激突した。
「「つぅ・・」」
カヲルは、初号機に一瞥をくれた後、さっさと奥へと進んでいった。
「待ちなさい!!」
初号機は体勢を立て直し、直ぐに追おうとしたが、伍号機がその行く手を遮った。
「伍号機・・」
「行くわよ!」
シンジは頷き、初号機は伍号機に向かって駆けた。
「「でえぇぇえええ〜〜い!!!」」
以前のユニゾンな特訓の成果なのか、二人の呼吸はぴったりとあい、相乗効果もあわせて、相当なシンクロ率となり、伍号機に次々に攻撃を加えていき、わずかな間に伍号機を戦闘不能にしてカヲルを追った。
ターミナルドグマ最深層へとつながる通路の最奥、ヘブンズドアの前で追いついた。
『思ったよりも早かったね。』
「ここで終わりよ、こっから先にはいかせないわ」
『・・・』
カヲルはATフィールドを展開した。
「シンジ、行くわよ」
「・・・」
しかし、シンジはどこか戸惑っている。
「・・アタシがやるわ、良いわね?」
「・・うん、」
シンジは操縦席をアスカに譲った。
「行くわよ」
初号機はカヲルに向かって走る。
カヲルは初号機を交わそうとするが、圧倒的速度差で初号機の拳がカヲルを捉えた。
カヲルは吹っ飛ばされ凄まじい勢いでヘブンズドアに叩き付けれる。
そこへ更にもう一撃・・・カヲルの体は完全に潰された。
「・・・終わった・・わね・・」
「・・・うん・・・」
二人はどこかぼんやりと上を見上げた。

あとがき
アスカ「うしうし、良い感じで進んでますなぁ〜」
YUKI「どこの方言ですか・・」(汗)
アスカ「ま、いいわ、それよりも久しぶりね」
YUKI「いや、出てきたら殲滅されそうでしたから」
アスカ「まあ、あんな事しちゃったらそれも当然よねぇ」
YUKI「ははは」(汗)
アスカ「これで、いよいよ最終決戦だけね♪」
YUKI「一応、次が最終話の予定ですね」
アスカ「いよいよね」(グフフ)
YUKI(汗汗)
アスカ「感動のエンディングを期待しているわよ♪」
YUKI「努力はいたします」
アスカ「結果を期待してるわよ♪」
YUKI(汗)