江利子「それでは、一年生編完結を祝って。乾杯!」 全員 「乾杯!!」 聖 「いやー、長かったね」 祐巳 「本当に」 江利子「二人とも本当にお疲れさま。存分に楽しませてもらったわ♪」 由乃 「そうそう。作者がヘタレなせいで、 祐巳さんなんか第四話から延々二ヶ月も倒れ続ける羽目になっちゃったしね」 令 「由乃……そういう現実的な数字の話は(汗)」 由乃 「だってそうじゃない。もう気分は似非レイニーって感じ?」 祐巳 「ハハハ……(あんまり笑えない)」 聖 「そうそう、祐巳は妹を誰にするの? 乃梨子ちゃん? って今日はいないね?」 令 「風向きが微妙なので欠席する、とのことです」 聖 「どういうこと?」 令 「結構な方から 『乃梨子ちゃんを(祐巳ちゃんの)妹に!』 ってお手紙が届いていまして。 で、いたらそのことで(お姉さまから)突っつかれるのは間違いない、と」 聖 「あー、そりゃ賢いわ」 江利子「……令、後で話があるわ(ニッコリ) それはともかく、結局祐巳ちゃんがどうするかだけど……?」 祐巳 「私は……今はまだ(微笑)」 江利子「むぅ。祐巳ちゃん、手強くなったわねぇ……。 (聖と令を交互に眺めながら) やっぱり姉がヘタレだと妹は強くなるものなのかしら?」 聖・令「orz」 由乃 「でもホント祐巳さん強くなっちゃったわよね。これが薔薇さま補正って奴?」 祐巳 「えー、そうかなぁ? そんなに変わった覚えはないんだけど……」 由乃 「……(これだから主人公ってやつは)」 江利子「祐巳ちゃん、私はあなたに期待しているわ。あなたなら山百合会を おもしろおかしく完璧に することができるって信じてるから!」 祐巳 「はは……(苦笑)」 令 「そもそもそこまで話が続くんですかね? 私自身は自分が原作で格好良く描写されるあたりまで続いて欲しい、みたいな……」 由乃 「(綺麗に無視して) あ、短編・外伝・妹は誰、とにかくリクエスト出すなら今よ! 想定する流れに無理がなかったら、かなう確率さらにドン! ちなみに、私の出番増大のリクエストは常にお待ちしていま〜す♪」 令 「。・゚・(ノД`)・゚・。」 聖 「ま、なにはともあれ」 全員 「ご愛読ありがとうございました!」 江利子「完結記念のお便りも待ってるわ♪」
あとがきの後書き みなさま、ごきげんよう 相変わらず……ですが、今回は特別な話ですのでその話はおいておきまして。。。 聖さまと祐巳が姉妹になってしまうというifから始まったこの「もうひとつの姉妹の形」も ようやく「いとしき歳月」編を完結させることができ、祐巳の一年生編を〆ることができました。 ここまでずいぶん長かったですが、大きな区切りを迎えることができてよかったです。 このシリーズ連載をすることになったのも、多くの方から応援していただいたことでしたし、 ここまで長い間応援していただきありがとうございました♪ 聖さまと祐巳が姉妹になり姉妹の形をつくっていく話がこれで終わりましたが、 こんな形の姉妹をどう思われたか聞かせていただけるとうれしいです。 さてこれからの話ですが、すでにいくつかあるように ifのifとしてここから先の話を短編〜中編として 独立した話を書くことになるのか、 本編として連載を続けるのか、 それともシリーズ以外の話を書くのかはわかりませんけれど、 次の作品を作っていくようにがんばっていきます。 それではこれで、ごきげんよう〜