大原・六波羅蜜寺
京都駅に戻ってバスに乗ること一時間。今日の目的地である大原に到着。
寂光院が楓の本数こそはそれほど多くないものの、石段の両脇などに効果的?に配置してあって個人的には一番満足。
石段の中央に三脚をおいて撮影をしようとしている方のモニタに写っている画面を見て、母校の学校案内の一枚目の写真だけは見事だったのを思い出す。
まあ、でもここは来てがっかりすることは無いからマシか。
そのセンスに脱帽
どうにかこうにか京都市街地まで戻ってきて六波羅蜜寺へ。
薄々そう思っていた節もなきにしもあらずではあったけれど、今回の旅の最大の収穫物となったことを改めて実感。
空也上人像を同時思いついた人間と会話してみたい。
あの当時、あの発想をそのまま像にしたという……いったいどのような人だったのやら。
平清盛像は想像していた以上に穏やかすぎる表情でびっくり。
教科書で昔見た覚えがあるのですが、こんな顔していたっけ?
うーむ、やはり実物を見るに限る。
ついでに運慶像のいかにもな感じのじじいぶりとその息子、湛慶の天才の子として生まれた秀才という感じの真面目ぶりに吹いた。どちらも湛慶の作と言われているらしいですが、それが事実なら結構なコンプレックスを抱いていたのだろうか? と余計な思いをはせる。
最後は無難に
ANA信者らしく二条城横の京都全日空ホテルでディナー。
普通に美味しくいただいて、精算時にSFCを出したら
「いつもご利用ありがとうございます」
……いつもご利用できる立場になりたいものですorz
総括
とにかく充実はした。けれど次に紅葉のピークに京都へ行くのはいわゆる定年後でいいや。