やっぱりみてほしい?

wikipediaを企業に対する糾弾の場として利用したい! と思う人がいるというのはそれだけwikipediaの認知度が高まってきた(そう、wikiと略する人がたくさん増えるくらいに。)ということで、ある意味よいことなのかもしれませんが、何だかなぁと思います。

もっともそういう方は糾弾の場にしているなどと言われようものならたいてい激怒しますが。

「事実を描いてどこが悪い!」

「真実を描くためには多少のルール逸脱はやむを得ない!」

等々。後者は多少なりとも自分が悪いことをしているという自覚はあるようですが(wikipediaの公式方針としてそれがたとえ事実であれ、一方的な糾弾の主張の場になるような書き方になってはならない、としている。まあ、百科事典であることを考えれば当たり前なのですが。)、まあやっていることは変わらないので同レベル。

と言いつつ

そういう主義・主張をふむふむと、こんな機会でもなければとても見向きもしなかった私のような人間がいるのであれですが。彼らもそれを狙っているのでしょうし。

でもね、でもね!

そういう事態が発生したときにノート(wikipediaには多人数で編集するために起こりうる記事に対する議論を話し合う場として記事本文とは別に記事ごとにノートいう話し合いに使用する場が提供されている)での紛糾ぶりを見るのが実に楽しかったりもするんだな、これが。

思いもしなかった議論のまとまりぶりなども見ることができたりして、議論の本題はさておき、様々な考え方やその収束の仕方として実社会ではなかなか見ることのできない無数のパターンを勉強させてもらっています。

これだけの経験を実社会で積もうとすると、時間もさることながら自身にかかるストレスも相当なものだものなぁ。それを横から参考にさせてもらえるというのは、ネットの醍醐味というか美味しいところだと思う。

日常

Posted by TTG