こっちに書いちゃう
時間がない!
もうこっちで書いちゃうと思って、一生懸命仕上げたらYUKIもいつの間にか書いていたという('A`)
ごみ箱に入れるのも時間の浪費を感じてより空しくなるのでこちらにアップ。
こうしてみると、かぶっている部分も当然ありつつ、見解が微妙に異なるところもあっておもしろかったり。
ここから「あとがきの後書き」
みなさま、ごきげんよう。
何というか、言い訳をするのもばからしくなるほどお待たせした末、ついにチェリーブロッサム編も完結しました。
そもそもこのチェリー編をスタートするまで、そしてスタートしてからというもの現実世界(この言い方、「リアル」も含めて、あまり好きじゃないのですが伝えやすい他の言葉がぱっと思い浮かばず……)での立場が大きく変化し、そちらに振り回された部分が大きかった気がします。
二次創作の連載もので未完結のまま終わる作品って
「無計画(当初はともかく、結果から見ればという意味で。完全行き当たりばったりというのはそれを売りにしている作家さん以外では無いですからね。)のまま開始してしまい、展開に行き詰まる」
「連載期間中に更新どころでない出来事(小さい(といっては失礼か?)ところだと、定期試験。まあ良くあるのが進学、就職を機にってやつでしょうか。)が発生する」
この二パターンかな? と思うのです。
当サイトの場合、実験室でご協力いただいている方はご存じかとは思いますが、相当昔に最終話に相当する部分まで一応頭から結びまでつながっている大枠はできあがっていたにも関わらず、それを仕上げる余裕がなく……というパターンでした。現実世界、おそるべし!!
そんな状況であってなお完結まで話を進めることができたのは、紛れもなく読者さまの応援の力です。本当にありがとうございました!
さて、少しくらいストーリーについても。
あとがきの設置してある位置的に、本文をご覧になっていない方はいらっしゃらないと思いますが、ご承知の通り乃梨子が妹という形になりました。
この路線自体は2009年夏コミ同人誌のキャラ設定で触れられているとおり、当初からの既定路線でした。瞳子と乃梨子、あるいは他の子……ここを最初に決めないことにはとてもストーリーを作成することができないので、結構時間をかけて議論した結果
「乃梨子でいこう」
ということになり、乃梨子が祐巳の妹になるのならどう説得力を持たせれば……という部分の回答?が今の形となります。いやー、志摩子さん、あなたは強かった。祐巳・志摩子は原作以上の強固な関係という当シリーズ独自設定がなんの障害にもならず、自然に乃梨子とくっつこうとする(それどころか祐巳も応援しているし。)のだもの。おかげでシーソーゲームを展開するのには苦労しませんでしたが。
ちなみに、乃梨子の現時点における立ち位置は「もうひとつの姉妹の形」における聖祐巳の姉妹体験が終了し、ロザリオの授受が行われたところ。そう、志摩子も一度受け入れようとして……という部分に当たると考えています。当初Webで公開した話で言えば第三話終了時といった感じです。
そう考えますと、本シリーズをご覧の方にとって祐巳・乃梨子の関係というのは、たとえこの二人が姉妹になって欲しいと望まれた方にとっても、まだまだ物足りないものかもしれません。でもまあ、聖祐巳のような関係(作中で祐巳にも考えてもらっていますが、それがあるべき姉妹の形であるのかというのは別にしておきます。)だって、最初からイチャイチャしていた訳じゃないしと思っていただけますと。
最後に今後について。
原作との分岐がいよいよ大きくなってきたと感じないでもないですが、原作におけるレイニー・パラソル編を発表予定です。
祐巳と乃梨子の関係はご覧の通りですし、祥子には放っておけば原作どおりのイベントが待ち受けているという状況ですがさてはて……
また、実験室で意味深?なことを江利子さまがおっしゃってもいますが、黄薔薇放送局が生まれたのは黄薔薇のメンバーがなかなか本シリーズに登場できないため。ではもし……
まあぶっちゃけ、あとがきのために作品の公開が遅れるのは論外だろうというのもありますが。
なんだか締まらない話となってしまいましたが、また何かの機会にお目にかかれることを楽しみにしつつ「あとがきの後書き」といたします。
ごきげんよう。